柔術セミナー動画の最終形態を見つけた話

こんにちは、taikiです。

先日、生田先生のセミナー動画をみました。
技の説明と動画の構成が最高にわかりやすく、ぜひ、この形式で他の動画も見たいと思いましたので取り上げさせて頂きます。

生田誠「あなたの柔術が劇的に向上するベーシックの捉え方」 | シュラプネルオンラインショップ
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特に動画を見ていていいなぁと思った点は2つあります。

  • 生田先生の説明が仕組みを理解する方向で言語化されていて非常にわかりやすい
  • 動画の構成がテクニック紹介だけではなく、参加者が実践して先生が修正する部分が収録されていること

1点目だけでもめちゃくちゃ勉強になりますが、2点目が特に気に入ってしまいました。

今回は、2点目について掘り下げて考えてみましょう。

どんなにわかりやすい説明でも1回では再現出来ない

柔術のテクニックを習う際に、一発で再現出来る人はそう多くはいません。

どんなにわかりやすい説明であってもストレートに再現できず、自分の癖が出たりして微妙にズレます。だからこそ、クラスだとそれを先生が道場内をぐるぐる回りながら修正していきますよね。セミナーに参加しても流れは基本的には同じで、先生が回って修正します。

この修正部分は、先生が長年試行錯誤してきた部分を教えてくれていることもあって、とっても有効です。

今回の生田先生のセミナー動画は、この部分も収録されていて、他の人がどんな間違いをしてそれに対して先生が修正していく部分も見ることが出来ます。

この部分が収録されているセミナー動画って今まであったでしょうか?

セミナー動画や教則動画は先生が動作を見せて終わってしまいます。

今回の動画を見て、生徒たちが練習して失敗している部分も理解を深めるためにもとっても重要なのではないかと思えてきました。

他人の失敗あるあるを知り、それを回避するだけでも習得へのショートカットにはなります。

間違いはふるさとだ、誰にでもある!!(BYぺこぱ)

「結論を理解」ではなく「試行錯誤をして結論を導く」

先日書いたこちらの記事では、先生が見せてくれた「技を理解すること」とその「技を習得すること」は大きく違うという話をしました。

柔術家はなぜ習った技をゴニョゴニョと改造してしまうのか
こんにちは、taikiです。 道場のクラスで習った技や教則動画で学んだ技を自分なりにアレンジして、改良していたりしませんか?そしてその改良を重ねに重ねてたどり着いた最終形の技をお持ちの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 ...

先生がクラスで教えてくれる説明は無駄を削ぎ落としてコンパクトになっています。故に、結論として理解しやすい形に洗練されています。

一方で、生徒がその技を再現しようとすると試行錯誤が必要になり、紆余曲折あって、結論に辿り着きます。

今回のセミナー動画はその紆余曲折、試行錯誤の部分もあわせて収録されていて、学習のショートカットが出来る見事な作りだなぁと思いました。

芝本先生が仰っていた、セミナーだからこそ出来る学習のショートカットとはまさにこの部分ですね。

芝本幸司選手に聞いてみた!トップ選手の頭の中身を覗いてみた話

せっかくなので中身にも触れておこう

構成の素晴らしさについて語ってきましたが、中身についても触れておきましょう。

収録内容:

  1. 挨拶
  2. 基礎と基本
  3. 生田の基礎はムービング
  4. フレームとエビ
  5. フレーム、エビ、逆エビのムーブを使ったリバースデラヒーバのリカバリー
  6. 回転ムーブを使ったシザースイープ
  7. 回転ムーブを使ったキックスパイダースイープ
  8. 回転ムーブと足を押し込むムーブを使ってフックスイープ
  9. タイミングでかけるシザースイープ
  10. リバースデラヒーバから逆足のフックスイープ
  11. 肩ブリッジムーブを使ったマウントエスケープ
  12. 基礎ムーブを組み合わせて読み解く腕十字
  13. おわりに

お気づきの方も多いとは思いますが、特殊な技が収録されているわけではありません。手順を追うというよりも理屈を理解することに重点をおいています。

私はシザースイープの説明を聞いたら、仕組みがわかって、次の日からシザースイープの精度が物凄くあがりました。

ゴルフの世界で航空力学や流体力学を理解している方が結果的にボールが飛ぶようになるという話に似ていますね。

柔術の普遍的な部分を多く学べます。

まとめ:セミナー動画は参加者の練習部分も収録されていると学習効率があがるかも


今回は生田先生のセミナー動画を紹介させて頂きました。

教則動画は先生が動作を見せておしまいになってしまうのが一般的ですが、実はその後の参加者の失敗あるあるをあわせてみると学びが多いことがわかりました。

今考えると、数年前に参加したカイオ・テハセミナーもみんなの前で何組かが実演して、カイオ・テハがその場でミスを修正していくという流れでした。

実は、学習効果をあげるためには失敗事例の共有は効果的なのかもしれませんね。

ぜひ、これからセミナー動画を販売される製作者や先生方は、参加者の練習風景とそこで先生が修正する様子をぜひあわせて収録してみて、購入者の反響を見てみてください。先生の動作のみを収録した動画よりも高評価が集まるような気がします。

以上「柔術セミナー動画の最終形態を見つけた話」でした。

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おまけ

金古先生がこの教則動画の解説をしてくれています。

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