三角絞めマップで読み解き、記憶術で定着させる柔術学習法

スポンサーリンク

こんにちは、taikiです。

三角絞めでとてもわかり易かった教則動画を発見しました。

金古先生による『Shrapnel Method Vol.1 三角絞め』です。

とってもわかりやすい解説と以前このブログで紹介させて頂いた逆算思考の記事とも被る内容でしたのでとりあげてみたいと思います。

まだ読まれていない方はこちらも合わせてご一読ください。

こんにちは、taikiです。 昨年末に紫帯を頂きました。 青帯になったのが2015年8月でしたので紫帯になるのに3年4ヶ月かかりまし...

三角絞めマップで読み解く

収録内容はこんな感じ。

01. クローズドガードからの三角絞め
02. 三角絞め基本fromスパイダーガード
03. 相手の腕を閉じ込めての三角絞め
04. 三角絞めから腕十字from片襟片袖ガード
05. 三角絞めからバラトプラータ
06. 逆三角絞めfromコムロック
07. ツイストスイープから三角腕十字fromコムロック
08. 三角絞めからアームバーfromヒップスロー
09. 三角絞めから後転スイープfromスパイダーガード
10. 三角絞めからブリッジスイープfromスパイダーガード
11. スイープして腕十字fromラッソーガード
12. スイープして三角十字from草刈りスイープ
13. サイドから三角絞め
14. マウントポジションからの三角絞め

三角絞めマップに落とし込んで説明してみましょう。

三角絞めマップ

まずはフェーズを下記の4つにわけました。

  • Before Triangle:入れる前(主にガード)
  • In Triangle:三角絞めの体勢になった状態
  • After Triangle1:三角絞めからスイープした状態
  • After Triangle2:三角絞めから三角絞め以外の極めの状態

この4つのフェーズに切り分けて、「どのガードからどこを経由してフィニッシュに流れていくのか」という流れを掴みます。教則動画全体を可視化すると伝えたいことがわかってくるのと同時に、自分の頭にも入りやすくなります。

全体像が理解出来ると次は、「自分にとって必要なテクニックは何か」という優先順位も考えやすくなります。

私の場合は、三角絞めに入れてからのスイープの展開を知りたかったので9-12の動画を見つつ、他の動画はディテールの説明を重点的にみました。

6.逆三角絞め from コムロック

今回は6番の動画はYoutubeにアップされておりますので合わせて紹介しておきます。

三角絞めマップの中ではこんな感じで移動しています。

科学的に根拠のある勉強法で記憶を定着させる

三角絞めマップを作って終わりではありません。これらを脳に定着させて、実戦で使えるようになってこその教則動画です。

そこで、複合技として科学的に根拠のある勉強法を上から被せて記憶の定着を図りましょう。

いろんな勉強法がありますが、今回は科学的に根拠のある「情報のチャンク化」「思い出すトレーニング」「分散学習」「複数メソッド」の4つを紹介します。

元ネタはこちら。

created by Rinker
¥2,592 (2019/08/22 21:14:21時点 Amazon調べ-詳細)

情報のチャンク化

情報は単体で覚えるよりも意味のある塊にした方が覚えやすいことは科学的に実証されています。
情報を意味のある塊にすることを情報のチャンク化と言います。

chunk チャンク
〔パンや肉などの〕大きい塊、ぶつ切り、厚切り
〔音声や画像ファイルなどの〕チャンク◆ヘッダーを持つ、ひとまとまりのデータ。

三角絞めという単語を覚えるよりも、三角絞めと言えば、↓みたいなイメージがあると無機質な単語も躍動して脳に刻まれやすくなります。

  • ○○選手の得意技
  • オモプラッタと相性が良い
  • ほとんどのガードから狙える

こんな感じで、情報をわかりやすい単位にまとめましょう。

私はこのチャンク化は○○マップとして入り方と入れた後の展開に分けて情報を整理しておくことが一番しっくりきます。
情報のチャンク化は人それぞれやり方があると思いますので、○○マップに拘る必要はありません。各自覚えやすい情報の単位でまとめてください。

ちなみに私は仕事柄、バリューチェーンや2軸マトリックスといったフレームワークにあてはめて情報のチャンク化を行うことが多いです。長い年月をかけて使い込まれてきたフレームワークはよく出来たものが多いので活用してみてください。

バリュー・チェーン
企業活動における業務の流れを機能単位に分割してとらえ、業務の効率化や競争力強化を目指す経営手法。例えばメーカーであれば、技術開発、資材調達、製造、販売、出荷物流、代金回収などの業務に分割できる。分割した業務機能を精査することで、どの業務に注力し、どこを外注するかといった経営判断がしやすくなる。
出所:コトバンク

2軸マトリックス
ブログでよく使う↓こういう図。

覚えようとするよりも思い出そうとする


人間の記憶は、覚えようとすることよりも思い出そうとすると定着すると言われています。
テスト勉強で必死に覚えたけど、テストの本番で思い出せなくて悔しい想いをしたから覚えたみたいな経験がある方も多いと思いますが、アレです。

ある実験で「覚えるトレーニングだけをしたグループ」と「覚えるトレーニングに思い出そうとするトレーニングも加えたグループ」とで記憶の定着を比較したら後者の「覚えるトレーニングに思い出そうとするトレーニングを加えたグループ」の方が50%も記憶率が高かったという実験結果があります。

これを柔術にあてはめると、クラスで習うテクニックは覚えるトレーニングであり、それを思い出そうとするトレーニングも合わせてした方が記憶の定着が早いということです。具体的には、習ったテクニックは翌週ぐらいにもう一度やってみるということでしょうか。ノートにメモしておいて何をやったか思い出すのもいいですが、身体を使って再現するのが良いのでしょう。

教則動画で言えば、動画で見たテクニックを道場で思い出そうとして再現することによって定着するということでしょうか。一緒に練習する人が同じ教則動画を見ているとよりスムーズに学習が進むことは言うまでもありません。覚えが悪い人は単純に思い出すトレーニングが少ないのかもしれません。

分散学習


同じ60分でも、集中した60分もあれば細切れの10分✕6回もあります。
前者は集中学習、後者は分散学習です。記憶の定着には後者の分散学習が良いと言われています。

柔術動画で言えば、家の大画面で気合をいれて見た1回よりもスマホを使って細切れでチラチラと何度も見たほうが記憶には定着します。スマホでSNSの来るか来ないかわからない「いいね」をチェックする暇があるなら、柔術動画を細切れでいいから見た方が技は覚えることが出来ます。

SNSに消費している時間を分散学習として、教則動画を見ることに投下したら今よりも遥かに技の覚えが悪いことは改善されるでしょう。

複数メソッド


1つの技でもいろんなやり方があります。
三角絞め1つをとってもクローズドガードからも狙えるし、サイドポジションからも狙えます。

三角絞めも同じエントリーばかりやるよりは、いろんな方法からのエントリーを試して三角絞めにたどり着く練習をした方が、記憶の定着にはいいようです。その方が脳のいろんな部分を刺激するみたいです。
逆に一番良くないのは、教則動画を毎回最初から順番通りにやることです。きっと後ろのほうまでたどり着かないでしょう。

プログラミングで言えば、Hello worldばかり詳しいとか、歴史で言えば縄文時代だけ詳しいとか、みたいな人になっちゃうイメージです。それでは意味ないですよね。

まとめ:受け身にならずに能動的に考えて一番良い方法を見つけよう


今回は、『シュラプネル・メソッド Vol.1 三角絞め』を題材にして、効率よくテクニックを覚える方法について考えてみました。私の場合は、全体像の把握と優先順位付けが出来たらコツコツと繰り返すというやり方をしていますが、やり方は人それぞれあります。

ひとつ言えることは、受け身でなんとなく動画を見るよりは、自分なりに頭を使って考えながら学習した方が吸収が早いということです。

自分なりに教材の動画を噛み砕いて、他のテクニックと関連付けて、一旦情報を整理した上で、スキマ時間にチラチラ動画を見たり、動画で見たテクニックを必死に思い出したりしている時点で、少なくとも受け身の学習ではありませんよね。

消化しきれない柔術動画の積読を横目に、「技の覚えが悪いなぁ、、、」とボヤくのではなく、どうやったら自分に必要なテクニックを効率よく吸収出来るか考えて一番自分にあっているやり方を見つけましょう。

(ちなみに、今回の学習方法は万人に効くことが科学的に証明されています。)

研究所からは以上です。

オマケ

こちらも合わせて読んで見てください。

こんにちは、taikiです。 昨年末に紫帯を頂きました。 青帯になったのが2015年8月でしたので紫帯になるのに3年4ヶ月かかりまし...

Daigoさんの本がわかりやすくまとめられていると思います。(元ネタは同じ)

元ネタ

created by Rinker
¥2,592 (2019/08/22 21:14:21時点 Amazon調べ-詳細)

スポンサーリンク
この記事をお届けした
三角絞め研究所の最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク

フォローする

コメント