柔術の練習をしなくても柔術が強くなる方法はないか考えた話【柔術ミルフィーユ理論】

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こんにちは、taikiです。

柔術が楽しくてもっと強くなりたいと思っている人、たくさんいらっしゃると思います。
私もそうです。

しかし、どんなに柔術が好きでも柔術の練習が出来ない時間は生まれます。もちろんフィジカルトレーニングをすることもあるでしょうが、身体を動かす時間には限界があります。

また、格闘技は身体を動かして行う競技だとしても、心技体という言葉もある通り、身体だけで行う競技でもありません。

心の部分、つまり頭を使って考える部分は身体を実際に動かさなくても鍛える余地がありそうですね。

今回は、柔術をしない(含むフィジカルトレーニング)で柔術が強くなる方法は無いのかというテーマについて考えてみたいと思います。

強い選手に共通していたことは得意な勝ちパターンがあること

記事を書いている中で、強くて著名な選手とコミュニケーションを取る機会が何回かありました。

具体的には、柔術家の橋本選手澤田選手、総合格闘家の和田選手です。

実際に本人に話を聞いて、教則動画を見ているとこの3選手に共通していたものが「自分の得意な勝ちパターンが明確にあること」でした。

それぞれの記事を読んで頂ければご理解できると思いますが、勝利へのパターンが図解して説明出来てしまうのです。

澤田選手であれば、3/4ネルソンです。

橋本選手であれば、デラヒーバからベリンボロ、

和田選手であればバックです。

これらの強い選手たちの事例を逆手に取って、私のような柔術小市民であっても自分の得意な勝ちパターンを作り込むことが出来れば、強くなれるんじゃないかと考えました。

こうなると論点は2つに絞られます。

  • 勝ちパターンとは何か
  • どうやって勝ちパターンを作り込むか

この2つが明確になっていない状態で練習するよりも、この2つが明確になっている状態で練習した方が効率よく強くなれそうな気がしませんか?

自分の得意な勝ちパターンとその作り込み方が明確になれば、練習しなくても強くなった(もしくは強くなるためのロードマップが見えた)と言えるのではと考えました。

勝ちパターンを作り込もう

 
ここで活用するのがこれまでに何度も登場している柔術マップです。柔術マップをベースに考えていきましょう。

Step1:HUBポジションを作る(決める)

まずは得意なHUBポジションを固めましょう。なければ好きなポジションでもいいでしょう。何か1つに決めないとそこから先が決まってこないので間違ってもいいので決めてください。


今はまだ得意じゃなくてもいいので、これを定めましょう。

私の場合は三角絞めに入れた状態ですかね。(上記3選手とのレベルの差が大きくあることはわかっています)
抽象的に話を進めるとわかりにくいので、具体的に私の事例を用いて話を進めていきましょう。

Step2:フィニッシュを整理する

HUBとなるポジションが決まったらそこからのフィニッシュを整理しましょう。

今できるフィニッシュを書き出して、それ以外にも出来たらいいなぁと思う希望の技も書き出して整理してみましょう。

最近の私の課題は三角絞めを左右均等に出来るようにしたいので、入れた後は、オモプラッタやスイープのベーシックな技の精度をあげたいですね。

Step3:エントリーを整理する

次は、HUBポジションへのエントリー方法を書き出してみましょう。

練習でよく使っているエントリーと出来たらいいなぁと思う希望のエントリーも書いてみましょう。

Step4:練習する優先順位を整理する

フィニッシュとエントリーが整理出来たら、それらの技が出来るようになった時の効果と習得の難易度を考慮して優先順位をつけましょう。

私の場合は、こんな感じの順番かな。

  1. 両足担ぎのカウンターとしての三角絞め
  2. 噛みつきパスへのカウンターとしての三角絞め
  3. 三角絞めからのオモプラッタ
  4. 三角絞めからのスイープ

あら、不思議。

自分の強さに直結する技リストができちゃいました。

これを見るとどうやらパスガードのカウンターとしての三角絞めを欲していることがわかりますね。(練習仲間のSG氏対策でもある)

期限を決めて、このリストを潰しこめばきっと柔術が強くなることでしょう。

つまり自分が強くなる為の具体的なロードマップが見えてくれば柔術が強くなるのです!

発展型:柔術ミルフィーユ状態

HUBポジションは1つである必要はありません。

上記3選手もたまたま技にフォーカスした記事だったので、1つのHUBポジションでしたが、もっと違うHUBポジションも持っています。澤田選手で言えば、もう一つの極め技としてサワダバーもあります。

ここまで読んで頂いた皆さんも得意技の候補は2つ以上あったりしますよね。もう一つの得意パターンに関しても同様にマップを作ってみましょう。
私の場合は、デラヒーバのディープフックともう片方の足で作るデラエックスでしょうか。


↑デラエックス

これらを融合させるとシンプルだった図が複雑に絡み合って難解なシステムになってきます(ただし、自分の中ではレイヤーが別れていて綺麗に整理されている)

こんなイメージで接続していく

こうなってくるともはや柔術マップのミルフィーユ状態ですね。

そして柔術ミルフィールの層が厚くなればなるほど強くなる!!

まとめ:明るい柔術計画を作ろう


皆さんは、会社で年度計画や3−5年分の事業計画みたいなモノを作成したことがありますでしょうか。

事業計画や年度の予算を作ったことがある人はわかると思いますが、残念ながら計画通りに行くことはほとんどありません。どんなに精緻に作り込んだとしても想定しない事態は起こり、想定していない結果に落ち着くことがほとんどでしょう。

それにも関わらず、事業計画を立てること自体は辞めずに現在でも続けているのは、無いよりはあった方がいいからです。

無策に思いつきで突き進むよりも、なんとなくでもロードマップが描けている方が結果的に良い方向に進めます。(科学的根拠もあったはず)

それであれば、柔術にだって柔術計画があるべきでしょう。

少なくとも何も考えずになんとなく柔術をやるよりは、こんな柔術が出来たらいいなと考えて、その為に練習することを絞り込んだ方がいい気がしますよね?

計画通りに行かなかったとしても、自分の頭を使って考えて、自分の柔術に向き合うことに意味があるのです。

柔術計画を考えるその時間こそが、柔術をやらずに柔術が強くなることの正体なのではないでしょうか。

以上、「柔術の練習をしなくても柔術が強くなる方法はないか考えた話」でした。

※すべての人に対してこのやり方が有効というわけではありませんので、皆さん独自の方法をみつけてくださいね〜

オマケ

参考文献:

https://sadaji-note.com/rakuuma
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