試合でやられたラペル技を自分の技に取り込んでいる話

こんにちは、taikiです。

先日、更新頻度についてアンケートをとりました。

「ライトな記事でいいので定期的に読みたい」という声をいただきましたので、週1回の定期更新にチャレンジしてみようと思います。

記事のインパクトよりも定期更新重視で何がどう変わるか試行錯誤してみますのでお付き合いください。

試合でやられたことは脳に刻まれる話

先日の試合でいろんな収穫がありました。

“いろいろな収穫”を具体的にあげると「ラペルラッソーの対処方法」とか「ハーフガードでフックが入ってきた時の対処方法」といった自分の雑な部分といった課題がそのうちの1つです。

それら課題を羅列しても私以外には意味がない情報になってしまいますので、もう少し膨らませて新しい気付きとしてまとめてみましょう。

その強引な技は体格差があるから出来るんじゃないのか

先述の通り、ラペルラッソーをやられて解除出来ずにめちゃくちゃ苦労しました。

道場にラペルを使う赤松さんというルースター級(今は、コロナで太っちゃってライトフェザー級!ちなみに私はフェザー級)の方がいらっしゃいます。

赤松さんにラペルラッソーをやられると私は背筋で真上にビヨーーーって伸びて、強引に持たれたラペルを切っていました。

試合でも強引に背筋で切ろうとしたら、全然切れない!(しかも腰を痛めた。)

↓2:20あたり

強引な技は体格差があるから出来ていただけであって、体格差がなくなると出来なくなるということを痛感しました。

Technique conquers allを掲げるカイオ・テハ先生に怒られそうです。

ラペルを通じて見えた「詰み」「積み」の世界


私は痛い目にあわないと危機感が醸成されない生き物のようで、これまで見向きもしなかったラペル系対処法の必要性をはじめて実感しました。

そうなるとラペル技の対策動画を見て、練習をするようになります。

そして対策がわかってくると、自分でもラペル系の技を使ってみたくなります。

見様見真似でスパーリングで試しました。

やる前は、ラペルを取り出して、足を引っ掛けて、膝裏に通して、といった感じで手順が多くてめんどくさそうだなぁと思っていました。

しかし、実際にやってみると確実に1つずつ積み上げていく様が気持ちいい。

相手をジワジワと追い詰める相対的な「詰み」と相手によらず自分がやるべきことを1つずつ進める絶対的な「積み」の2つの要素でなんだか楽しいのです。

↓詰んだ状態を作り込むと逃げられにくい!納得。

試合でやられたことがキッカケで世界が広がった感じがしました。

柔術の世界は広大です。

ラペラとラペルはどっちが正しいのか

大した話ではないのですが、人によって「ラペラ」といったり「ラペル」といったりして、ラペラとラペルって違うの?同じなの?なんなの?と思っている人、いらっしゃいませんか?

せっかくなので調べてみました。

結論から言うと両方正しいです。

英語だとlapel(ラペル)であり、ポルトガル語だとlapela(ラペラ)のようです。

記事内ではグローバルネーミングを採用して、英語訳「ラペル」で統一してみました。

気づいた方、スバラシイ洞察力をお持ちです。きっとラペルを取り出した瞬間からワームガードを警戒するタイプでしょう。

しばらくはラペル技をやってみる

ということで、最近の私のトレンドはラペル系です。

三角絞めぐらい乱用する技になるのか、1-2週間で飽きちゃうのかはある程度継続してみないことにはわかりませんが、語れるぐらいは突き詰めてみたいですね。

今週は以上です。また来週。

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