あまり語られない柔術をやるメリットとマルチタスクの弊害の話

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こんにちは、taikiです。

柔術をやると健康的になったり、友好関係が広がったり、護身術が身についたりといろいろと嬉しいことがありますよね。柔術をやるメリットについて語られた記事は、もはや定番テーマであって、若干語り尽くされた感があります。

そこにあえて切り込んでいこうというのが今日のテーマです。

実は多くの柔術家が恩恵を受けているけど、あまり意識していない柔術をやるメリットについて取り上げようと思います。

マルチタスクが人に合わないことは既に証明されている


マルチタスクってご存知ですか?

マルチタスク (multitasking)
複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行することをいう。
例えば、携帯電話で話をしたりスマートフォンをいじったりしながら自動車を運転するような行為をいう。
出所:Wikipedia

同時に複数の仕事を手がけることをマルチタスクと言います。逆に1つのことしか手がけないことをシングルタスクと言います。
仕事が出来る人が、同時に複数のことをこなすマルチタスクで物事を処理していると思いがちですが、実はそんなことはなくて、人間はマルチタスクが向いていないことが近年の研究でわかってきています。

研究成果として報告されているマルチタスクの害:

  • 仕事の効率が40%減
  • 仕事にかかる時間は通常よりも50%増
  • ミスする回数もシングルタスクよりも50%増

マルチタスクをすると仕事の効率が40%ぐらい下がって、1.5倍の時間がかかって、1.5倍ミスが増えるようです。会議中に携帯見たり、人との会話中にSNSをチェックするといったことをついやっちゃうことありませんか?残念なことに、それをやってしまうと仕事の処理能力は減るし、通常よりも時間がかかるようになるし、ミスも増えます。

マルチタスクをするとミスを乱発すると思いますが、人は意外と賢くてミスを避けようとします。その結果、ミスが発生しそうな複雑な仕事に取り組まなくなり、レベルの低い簡単な作業を時間をかけてやることになります。仕事でも無駄な会議ばかりやっていて、何も仕事が進まないにも関わらず色んなプロジェクトにクビを突っ込んでいて、常に忙しいと言っているけど結局何も出来ていない人を見たことないですか?

あれこそマルチタスクの弊害です。

そういう人は、マルチタスクにより脳が萎縮して、頑固になり、簡単なことしか処理できなくなってしまっている人であり、集中力が欠如してしまっています。

しかし、「シングルタスクにしよう!」とは言っても、仕事中に突然誰かから連絡が来ることはあるし、上司に声をかけられて仕事を中断することもあるでしょう。マルチタスクは良くないとわかっていてもどうしてもそうならざるを得ない場面は出てきます。

そんなマルチタスク現代社会で失われた集中力を取り戻すにはシングルタスクでなにかに没頭して集中力を培うしかありません。

シングルタスクで獲得する集中力と幸福感

三角絞め研究所を熱心に読んでくださっている皆様であれば、もうおわかりですね。

柔術の出番です。

柔術で培うのは集中力


柔術に限らず、スポーツはシングルタスクであり、集中する環境が整っています。
特に格闘技は1対1の対人競技であり、集中していないと危ないですし、他のことを考える余裕はありません。スパーリング中はスマホをチェックすることが出来ないのはもちろん、練習後のビールを考えることすら出来ません。

ある意味、現世から切り離された世界であり、そこにあるのは今を生きるってやつです。

逆に言えば、柔術にハマった人は集中力を培うことが出来ます。
柔術をやっていると仕事でも活躍している人達にかなりの頻度で遭遇しますが、明らかに柔術で培った集中力を仕事に応用させています。世間ではインテリがハマるともいわれることがありますが、本当は逆です。柔術にハマって、集中力を培ったから仕事で活躍するようになってインテリっぽく見えてくるのです。

アダルト世代で活躍する選手の皆様は、私からしたら将来有望にしか見えません。柔術に限って有望ではなく、柔術以外の分野に変わったとしてもです。柔術で培った集中力を発揮する分野さえ見つけることが出来れば他の分野で活躍することは十分可能でしょう。

☆☆☆
【参考】以前書いた「今を生きるUFCファイター」の話も参考にしてみてください。

こんにちは、taikiです。 先日紹介したトニー・ファーガソンですが、その試合の対戦相手であるケヴィン・リーのインタビューがとても良い...

柔術に没頭すると幸福感がついてくる


また、柔術が楽しいという人の多くは他のことを忘れて柔術に没頭していること自体に楽しさを感じていることでしょう。
そして、人間はなにかに没頭している時間が長い人ほど幸福度があがると言われています。何かに集中していたらあっという間に時間が過ぎていたことは誰もが体験したことがあると思いますが、あの体験をフロー体験と言い、アメリカの心理学者であるミハイ・チクセントミハイ氏は「多くのフロー体験こそが人生の幸福度や充実度を高める」と述べています。

フロー:
人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。
出所:Wikipedia

私にとっては柔術のスパーリングがフロー状態です。フロー状態に入りたいからこそ足繁く道場に通って、スパーリングをするのではないでしょうか。しかも柔術は格闘技にも関わらず怪我や顔にアザをつくるリスクも少ないので、安定した社会生活を営む分には絶妙なバランスです。

柔術にハマる人の多くは、没頭による幸福感にハマっているのではないでしょうか。

☆☆☆
【参考】柔術と幸福度について書いた記事も参考にしてみてください。

こんにちは、taikiです。 先日のこのツイートがなかなか好評でしたので、掘り下げようと思います。 毎日道場にいてコイツは他に予...

まとめ:柔術をする最大のメリットは没頭による集中力と幸福感の獲得である


最後に集中力に関する名言を紹介しておきましょう。

成功者とは集中力を発揮したごく普通の人間のことである。
詠み人知らず

この名言があれば、私がここでまとめる必要もないでしょう。
柔術を通じて集中力を培い、没頭して幸福感を獲得し、その集中力と幸福感で人生を切り開いて豊かな人生をお過ごしください!

研究所からは以上です。

オマケ


こんにちは、taikiです。 タイトルで特定の何かを想像をした方、邪悪ですよ。 先日、読者の方と企画会議(≒飲み会)をやりました。 ...
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